この音、聞こえる?
この波、感じる?
聞こえなくても、感じなくても
隅々まで行き渡って
いっしょになって
物語を紡いでいくよ。
ちょっといくつかお仕事が続いていて、オリジナル活動の方が滞っていますが
今は無理せずできる範囲で動いています。
特にいつまでという締め切りのないお仕事がついつい後になってしまっていて申し訳ありません。
昔のようにキリキリと一日中追い詰められるような生活が精神的にもうできなくて。
でも、今が私の人生の中で一番良い状態だと思います。
これまでも何度か書きましたが、今日はまた体のお話。
何年か前まではひどい偏頭痛持ちで一年のうち体の調子が悪い方が多くて、しかもそれが20年以上続いていたのだから大変な日々でした。
なんせ何をしていても頭が痛い、気持ち悪い、といったことがしょっちゅうで、もう何もできないという状態になることも結構あったけど、動ける時は痛い頭を抱えながら仕事や畑をやっていましたっけ。
色んなお医者さんに行って色んな検査をして時間もお金も費やしたけど、本当の原因はわからず体のどこも悪くないと診断結果はいつもいっしょ。
こんなに体がおかしいのにこんなに痛いのに気持ち悪くて立つこともできないのにという状態が数えきれないくらいあるのになんで私は死なないのかな?なんて思ったほど。だって、死んじゃってもおかしくないくらいの痛みと症状だったから。
でも、そんな時いつも「まだ、自分は死ぬ時じゃないんだな。生きて何かをしていくようになっているのかな。」って思いました。
そして、そんな中でもやってこれたのは色んな人との出会いや絵を描くことが自分の生きる力になってきたと思います。
でも、それほど大変だった偏頭痛がいつの間にか治ってしまったんです。
多分今から6年前後前くらいから徐々に良くなって今はほとんど頭痛はありません。
体調が悪くて寝込むことももう無くなりました。
ほんの時々あるのは、わかっていながらこれはダメかもしれないなんて思っても我慢しきれず食べたパンが原因とわかっています。
なので、それは自分の意志次第だから原因はわかっています。それをやめればいいだけ。原因がわかっていると納得できます。
そして、今振り返るとどこのお医者さんへ行ってもどうにもならなかった偏頭痛でしたが、今思えば最後にお世話になった「伊勢山川クリニック」さんが、もしかすると回復のきっかけを作ってくださったかもしれません。
そこではまずその時飲んでいた頭痛の薬を止める薬というのをいただきました。
それで先生曰く「これ飲んでたら、いつの間にか頭痛を忘れてた、というふうになるかもね。」と。
そして、結果徐々に薬離れをしてその薬を止める薬も飲まなくても大丈夫になりました。
気がつけばいつの間にかお医者さんにも行かなくなって。
偏頭痛の原因やきっかけはわからなかったけど、長年の薬漬けの生活というのもきっと調子の悪さを助長していたんだとその辺りから体をもってわかりました。
それまでも、そうかもしれないというのはありましたが、やっぱり薬を止めることができずにいたんですね。
そして、そんなこともあってもう何年も薬は意識的に飲んでいません。
あ、風邪っぽい時には葛根湯と、あまりにひどい鼻炎の時だけは鼻炎の薬を飲むので全く飲んでないというわけではありませんが、できる限り早めに切り上げます。
でもこのことから、やっぱり自分の免疫というか、治す力というかそういうものに改めて目を向けられるようになりました。
そして、精神的にも中庸でいることはとても大事だというのも長年の偏頭痛の体験から思います。
この辺りは詳しくは書きませんけど(笑)。
てことで、今は明らかに第二の人生を歩んでいるという感じです。
こんな時が来るとは20代から50代前半の自分には本気で想像することもできませんでした。
そんな私が今では体調が子供の頃のように良くて快食快眠快便、以前は食生活も偏っていて超便秘でしたから(笑)。
畑をやっている頃は、頭痛に加えて腰痛も酷かったんですよ。朝も起きられないくらいに。
もう、ここまで悪くなったら良くはならないかも?ぐらいに思っていたのに、今はそれも全く痛く無くなり、あの時の痛みはなんだったんだろう?って思えるほど。
結局からだ的には辛い辛い数十年でしたが、今になってみてはとても言葉では言い表せられないたくさんの気づきをいただくことができたということを改めて思います。
多分それくらいのことがなければ本気で私はわからないだろうということだったのかも?
毎朝元気に起きられることが当たり前でないことに感謝して、いただいた第二の人生楽しもうって今も毎日思って生きてる私であります。
最後は今日の絵とおはなしですが、音叉から伝わる綺麗な心地よい音の波のように風の音や小鳥や虫たちの奏でる音など、それらって体の皮膚はもちろん色んな壁を越えて伝わってその心地よさを移していきますよね。
心地の悪い音も同様だから、その辺は気をつけて良き音と同調できるように暮らしていきたいものですね。
ではではまたね!
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