なんとか諸々の仕事の目処がついてきて先が見えてきました。
次に頼まれているお仕事も早く手をつけたいのですが、もう少し。
そんなこんなでアトリエの改装もストップしていてちょっとここしばらくは仕事モードです。
でも、なんとなく気持ちに余裕ができたので絵とおはなしを書きました。
絵とおはなし「泥棒草を取りますよ」
うちの子たちが山で泥棒草をいっぱいつけてきたので取ってあげる。
放っておいたらそのまま大切なこの子たちの上で
大きくなってしまいやしないか
なんて考えたりしてさ。
実のところはきちんと自分できれいにできるって知ってはいるけどね。
先日、朝ご飯をお義母さんのいる離れに置きにいって、あれこれして母家に戻ると外が白い煙で覆われてる!
なんとなく焦げた匂いもして「これはもしかして火事!?」
と慌てて頭を回らし煙が多い方を見ると気のせいかお隣から流れてくるような。
お隣はご高齢の一人暮らしなので、もしかして!と思って慌ててお隣へ傘をさして(小雨が降っていたので)走って行くと、そこには煙がなくどうも火元?ではない様子。
それでじゃあ、わたしん家か??
ってなってまた慌てて家に帰って中に入るんだけど、玄関に入るまでもし火事だったらテンちゃんまりんちゃんと、これまでの絵とおはなしの原画のファイルを救助しなくては!と考えていました。
で、家の中に入ると中は全く何事もない様子。
でも、奥を見ると台所の魚焼き器から黙々と白い煙が!
換気扇がすぐ上にあったので煙は部屋には全く入らず外へ抜けていたのでした。
あの一面を覆い尽くすような白い煙はこの魚焼き器からだったんだ!
またまた大慌てで魚焼き器の蓋を開けるとブワッ!と火が表に噴き出して「きゃ〜〜〜っ!」とかなんとか叫びつつ蓋をして、すぐそばの水道からコップに水を入れて魚焼き器の炎の中へ投入!!!すかさず蓋を閉めました。
じゅわつ!っていう大きな音と共に一度の投入で火は消えたんだけど、周りに置いていた香辛料の容器がいくつか少しだけど溶けていて、ほんとに間一髪でした。
もし、焼いた魚を取り出して蓋を開けたままお義母さんのところへ行っていたらたぶん火がついたあと壁などに燃え移って取り返しのつかないことになっていたと思うんですよね。
そう思うと不幸中の幸いで、神様に「ありがとうございました!」と心でお礼を言ってほっと胸を撫で下ろしました。
魚焼き器の下に溜まった油はきちんと洗わないと火がつくのを知っていたから、ずっと家にいた頃は気をつけていたけど、今はほとんど実家にいる生活で普段夫が自分で料理して食べていていてくれるので鍋や食器の洗い物は朝私がまとめてやってるというスタイル。
なので普段自分がほとんど使わない魚焼き器の掃除ははなんとなくお任せって自分の中でなっていたんだと思う。
夫に言わすと「水を入れて焼かないかんやろ!」とか言われたけど、その辺もなんだかいつも入ってるくらいの感じだったんだよね〜。
また、後で考えたんだけど、もし火事だった場合持って逃げ出す物が「絵とおはなし」の原稿のファイルしかとっさに思いつかなかったというのもちょっと今の家の状態のこと考えるきっかけになったりして。
お父ちゃんが亡くなってから3年ほど、仕事は全て実家でやっているし着替えもそうなので自宅の方には私のものはほとんど無いのですよね。
画材や作品は溜まってきてるけど今は実家においてありますし、全部でもそんなにたくさんの物を持っている方じゃ無いと思う。
もともと家にある90%くらいは夫のものだったけど、食器とか共通のものを含めずに考えるても今はそれ以上に家は夫のもので埋め尽くされている(笑)。たぶんご存じの方は想像がつくでしょう。こんなことを書くとまた夫が怒ってきそうだけどほんとのことだから仕方ないよね。
そんなわけで、家が燃えるのは絶対にあってはいけないことだけどそうなった時自分が必要だと思うものはテンちゃんとまりんちゃんと「絵とおはなし」の原画だけということが自分でわかったら、ずいぶん身軽になったりしました(笑)。
普通の家みたいに通帳と印鑑とか全く視野に入って無かったりね(笑)。
どちらにしても火の元には気をつけたいと思いました。
どうぞ何事もないように。
ではではまたね!
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