ハンコとおはなし「木こりと木」
木は生き物だから
斧を振るのは
やっぱり胸が痛いものさ
日曜日の磯部町山原での桜まつりが近づいてきました。
絶賛準備中!
なにやらお天気がちょっと怪しいけど、昨年も雨の中たくさんの人出で賑わったということで今年も楽しみです^_^
前日にまた改めて告知させていただきますね!
それにしても昨日も今日もすごい風ですね。
そして寒い〜っ!
外に出るのが億劫になってしまいます。
超インドア派のわたしは、こんな日は用がない限り絶対外に出たくないタイプ。
でも、わたしとは真逆の位置で生きてる夫といえば今のシーズン「しらす獲り」で月の加減や風の加減などを見ながら夜な夜ないそいそと山の中の海辺に出かけて行きます。
「しらす」は新月だけでなく満月時期も大きな潮の流れがあるので
遡上するだとか、なぜか風が強く吹く日が狙い目なのだとかもあって、わたしからするととてつもなく寒くて風の強い、外になんて絶対出たくないそんな日に夫は「今日はいけそうや。」とかなんとかいってうれしそうに出かけていくのであります。
しらす獲りは、許可を取った人たちがだいたい縄張りみたいなのを持っていて、それぞれ決まったところに獲りに行くみたいで、夫が行く場所は明かり一つない真っ暗な山の中、他に誰もいないところ。
聞けば時々イノシシが近くでゴソゴソいってたりすることもあるとか。
わたしなら絶対に無理!
しかも、夜中の1時、2時とかにも行ったりするんだぜ(≧∀≦)
そして、しらすがやってくるまでただひたすら何時間も座って待ってるなんて凄すぎる。
シュルシュルといつ泳いでくるかわからないしらすを待ち伏せして、見つけたら金魚すくいのようにさほど大きくもない網ですくうというかなり地味な漁。
いったいなんでそこまでして行くの?
って、これまで何度も聞いたけど返ってくる返事はいつもこう。
「そりゃ、面白いからや。」ってこと。
つくづく人と自分と違うものだとこの時期いつも思わされるのですよね(笑)。
あ、確かいつぞや前にも同じ話題に触れ、わたしには絶対無理!って言ってましたね。
それだけ毎年思ってるってことです。
ビュンビュン風の吹き荒ぶ中、しかも真っ暗で寒くて誰もいない山の中に、何時間もじっと獲物が来るまで待ってるなんてしかも、それが楽しいだなんて!
わたしにはわかりましぇん(笑)。
ちなみにそんなに過酷なのに収穫ゼロとか1匹とか、ざらにあるのだからほんとやばい(笑)。
あ、いい時は200匹とかもあったりしましたが。
でも、そんなしらすのシーズンももう直ぐ終わり。
そして、今日は春分の日ということで大風とともになにやら新しい世界が始まりを迎えたようです。
人それぞれ楽しいと思うことも違って普通。その違いに驚くこともあるけれどそれでいいね。
取り止めもなくすみません。
ではではまたね!
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