視線を感じて

植物図鑑を片手に写真を撮ろうと出かけた紳士は

ふとうしろに視線を感じました。

振り返ると大きな婦人がいてその肩には真っ白い猫がいました。

視線はその猫のものでした。

声も出さずに紳士を振り返らせた猫は

ただじっと目を合わせるだけでしたが

その紳士のことがとても気になるようでした。

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