架空の生き物

架空の生き物

四葉のクローバー

小人たちは貴重な四葉のクローバーを 封筒に入れていろんな人に送ります。 悲しいお別れをして落ち込んでる人 自分に自身がなくなって元気のない人 だれかにいじわるされて悲しんでる人…。 そんなひとたちにしあわせの四葉のクローバーを送るのが 彼らのお仕事のひとつです。
架空の生き物

葉っぱの精

森の中のとある場所。 ちょっと毒のありそうなきのこの近くで葉っぱの精が葉っぱの収集をしています。 同じ種類の葉っぱを集めてひとつに束ねて自分のすみかに持ち帰ります。 葉っぱの精のすみかには、数えきれないくらいのいろんな種類の葉っぱが集められていて それを枯れて色が変わらないないようにお世話しています。 なんのためにそんなことしてるかというと ただ、きれいな葉っぱがいつまでもそのままの姿で変わらずいてくれるのを 眺めているのが葉っぱの精のしあわせだから。 葉っぱにいろんな形があるように しあわせにもいろんな形があるのですからね♡

ぷかぷかポッチャン!

大きな木の実に乗っかってプカプカ遊んでいたら いっしょにいたネコちゃんがポッチャン!落ちちゃった! でも、大丈夫! 人魚が助けてくれたから♡

空からそっと

いままでの時に さようならをする準備はできていますか? 夜空に浮かぶ雲の上 地球で言う「今夜」 7次元から今につながるため 金色の髪をした人のかたちになってここへ来ました。 この水は約束の水瓶から汲んできた「変化の水」。 地上に落ちる前に空気に溶け そして、すべてに行きわたります。 この仕事は、滞り無く終わると約束します。 でも明日の朝 だれもがそんな事には気づかず目覚めることでしょう。

魔女

良い魔女がちょっと外の世界を見に家から出ると そのうしろから悪い魔女がその様子をうかがっていました。 悪い魔女は良い魔女の背中をながめて 「やつはなぜ良い魔女と呼ばれ、わたしはなぜ悪い魔女と呼ばれるのだ?」 といったことを考えていました。 まあ、考えたとてそれは周りが決めた事。 自分が気にしなきゃそんなことはどうでもいいことなのだ。 と思い直してちょっぴり良い魔女が困るいたずらをしてやろうと いつものように計画を練る悪い魔女なのでした。

雪の精

雪の日 小さな雪だるまを作ったら ふわりと雪の精がやってきて その雪だるまにキラキラ光る命を吹き込んでいきました。

ドラゴン

子どもの頃、ドラゴンのともだちがいた。 背中に乗っていろんなところに連れて行ってもらったっけ。 ドラゴンの背中は、やわらかくてあたたかかっけど 会えなくなってからもそのあたたかさが忘れられなかったんだ。 しばらくはずっとさみしくておもいだしては泣いていたけど いつしか、ぼくは大人になった。 あれからあのドラゴンはどうしているのかな? どこかでぼくたちを見ていてくれているのかな? 永遠に続くいのちの中で また会うことができればいいのに。

ネコの見ている世界

ネコは時々ぼくたちに見えない世界が見えているようだって思うときがある。 同じところにいてもぼくたちと違うものを見て ネコからすると、ぼくはきっとその中のちっぽけな一部なのかもしれないな〜って。
悪魔

屋根の上の黒い影

夜の世界で屋根の上から、 暗い気持ちや意地悪な気持ちの人をさがす黒い影。 そんな人をみつけたらいつでもさっと降りて行けるよう 気づかれないよう静かに下を見下ろしてるよ。 そんな黒い影に見つかってしまったと思ったら すぐさま自分の暗い気持ちに気づくことだね。 意地悪な気持ちを手放す事だね。 そしたら黒い影は、それ以上そこにいられなくなって よそへいってしまうから。

音楽

きれいな音といっしょに天使がやってきた。
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