人 冒険の計画 ーたとえばここはどうだろう? 見渡す限り息を飲むような白銀の世界。 ーううむ 冒険は、計画をしている時から始まっていて 数えきれないパラレルワールドが、 ふたりの前にも後ろにも広がっているのでした。 人猫
人 日々のお世話 植物のお世話をしています。 終わった花を取ったり、余分な枝を切ったり。 でも、これって大きなお世話? 時々そんな事を思うけど、 植物たちが、お世話をするとより元気に、よりきれいになってくれるってことは まんざらでもないってことよね。 人植物
人 シロクマ ともだちになったシロクマの親子に会いに行ってきたよ。 子グマをだっこするとあったかくてずっしり重い。 ここへ来ると真っ白な世界にぼくだけ色がついていて、 なんか、へんな感じがするんだけど それでもやっぱり会いに行きたくなるんだよ。 人動物
人 何かの気配 わたしが毎日いる世界はほんとうに小さいものだけど、 じつはそこに全部が詰まってる。 遠くに行かなくても遠くがこちらにやって来る。 今日はとくに何か大きな存在がやってくる気配を感じるの。 薄いカーテンを開けて一歩前に出たらその大きな存在がなにか はっきり見る事ができたの。 人猫
人 イチジク おやつにイチジクをいただきましょう。 それはそれは色っぽくわたしを誘うものだから 食べないわけにはいきません。 イチジク、イチジク、不思議な食べ物。 小鳥も早くとってほしいと待っているよ。 人植物
人 ハナグマの恋 ハナグマの男の子が黄色い花を口にくわえて 茂みの奥にいる、いとしい君のところにやってきました。 どきどきどきどき、周りを気にしながら 自分の気持ちを打ち明けに来ましたよ。 草むらの奥からのぞいている愛しの君は まんざらじゃない様子(笑)。 人動物