イラスト 絵本

イバラを超える

足下に大きなとげが無数についたイバラがあるので はだしのわたしはどうしましょう?と、困っていると ふわりと空(くう)からだれかが現れ わたしの手を取りこう言いました。 「大丈夫、そっと浮かんでごらん」 そんなこと、できるのかしら? と思ったけれど、なんとなくやり方がわかり ふわりと宙に浮かぶことができました。 わたしは、イバラを超えそろりと下りようとしましたが さらに手を引かれ、高く高く舞い上がったのでした。
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