月の守り人

どの星もいずれ最後の時が来るのですが それぞれの星には密かにその星をつなげていく役割の家系があります。 彼は月の守り人。 月を永遠につなげて行くのが彼の産まれた家での昔からの役割です。 月の子どもを背負って大切にお世話しています。 この夜も空を見上げ今空にある月の様子を観察します。 まだまだあの月は大丈夫。 彼の生きている間はただただこの月の子のお世話を させていただくだけでいいにちがいないけど もしものことがないように夜空をながめるのも立派な彼の仕事。 世界を作るのはたぶんすべてがだれかとの共同作業。
動物

満月の夜

今夜も会いに来たよ、君たちに。 今日も楽しく過ごしたかい? そうそう、今夜は特別な夜だから、なにか願い事をするといいよ。 満月の夜は不思議なチカラに満ちた夜。 目に見えない物があたりを包んで夢を現実にしてくれる。 大昔、わたしたちが君たちを襲った恐ろしい夢は いつしかまたそんなことを終わらせる夢を見た者の現実になったのだよ。 だから、これからも一緒に美しい夢を見ていこうね。

月と星

「わたしは星よりも月が好き」 「わたしは月よりも星が好き」 みんなそれぞれ。 もちろん、月と星はなにもそれに応えることなく 毎日ただただ空で輝いてる。
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