人 笛の音 空に向かって笛を吹いたらかわいい鳥たちが集まってきたよ! 犬のクリがぼくが落ちないように服を押さえてくれてるなんて とっても気が利くよね。 笛の音は空に響いてみんなをとっても楽しい気分にしてくれたよ。 人犬鳥
人 魔女 良い魔女がちょっと外の世界を見に家から出ると そのうしろから悪い魔女がその様子をうかがっていました。 悪い魔女は良い魔女の背中をながめて 「やつはなぜ良い魔女と呼ばれ、わたしはなぜ悪い魔女と呼ばれるのだ?」 といったことを考えていました。 まあ、考えたとてそれは周りが決めた事。 自分が気にしなきゃそんなことはどうでもいいことなのだ。 と思い直してちょっぴり良い魔女が困るいたずらをしてやろうと いつものように計画を練る悪い魔女なのでした。 人架空の生き物
人 ドラゴン 子どもの頃、ドラゴンのともだちがいた。 背中に乗っていろんなところに連れて行ってもらったっけ。 ドラゴンの背中は、やわらかくてあたたかかっけど 会えなくなってからもそのあたたかさが忘れられなかったんだ。 しばらくはずっとさみしくておもいだしては泣いていたけど いつしか、ぼくは大人になった。 あれからあのドラゴンはどうしているのかな? どこかでぼくたちを見ていてくれているのかな? 永遠に続くいのちの中で また会うことができればいいのに。 人架空の生き物
人 旅の生活 自分たちの家はこの地球。 気に入った景色の中で今日の夜を迎えよう。 森の木をちょっといただいて火をおこし 今夜の食事を作らせてもらおう。 小さなテントを星空の下に張り 今日も良い一日が送れたことに感謝して 健やかに眠りにつく。 そして、明日はまた違う景色へと旅に出る。 人動物
人 農夫の時間 トンボが飛び交う畑は今年の収穫を終えて静かな佇まい。 集めた藁の上で畑をながめながら農夫は 今年もまた1年が無事終わって行くのだなと思うのでした。 いつも仲良しの夫婦のハトもすっかり刈り取られてはだかになった畑の上を つんつんとついばんでこの季節を楽しんでる。 人犬
人 人形劇 みんなで魔法使いの人形劇の練習。 相棒のカラスはいつも魔法使いの周りを飛んでいるようにして 魔女が持つほうきも勝手に自由に飛ぶようにするの。 それぞれ上手にやらなくちゃね。 そして、大きな魔女は、見た目よりも軽くて動きも軽やか。 お客さんにたのしんでもらえるよう みんなであれこれ相談しながらこれまでだれもみたことない そんな人形劇になるようにこまかいところまで 工夫をこらしてつくっていきます。 人