動物

見えない味方

わたしたちは見えないけれどいつもあなたのそばにいて あなたをを守っているのよ。 だから何があっても大丈夫。

沈まない太陽と釣りの時間

沈まない太陽が地平線からのぞいてる冷たい大地で釣りをする。 ここは水の上を穴のあいた軽い大地が広がっている。 大地の下はどこまでも青い水がつながっていて そこには小さなきれいな魚が無数に住んでいる。 少し離れたところでぼくたちの釣りを、何者かがのぞいている。 だれも音を立てずに過ぎて行く釣りの時間。

シロクマ

ともだちになったシロクマの親子に会いに行ってきたよ。 子グマをだっこするとあったかくてずっしり重い。 ここへ来ると真っ白な世界にぼくだけ色がついていて、 なんか、へんな感じがするんだけど それでもやっぱり会いに行きたくなるんだよ。

ハナグマの恋

ハナグマの男の子が黄色い花を口にくわえて 茂みの奥にいる、いとしい君のところにやってきました。 どきどきどきどき、周りを気にしながら 自分の気持ちを打ち明けに来ましたよ。 草むらの奥からのぞいている愛しの君は まんざらじゃない様子(笑)。   

みんなで音楽♪

オルガン弾いてたらみんな集まってきたよ! いっしょに音にあわせて歌ったよ。

花飾り

勇ましいライオンのたてがみにもかわいいお花を飾ってみましょ。 お花はだれの心もやさしくしてくれるものね。 勇ましく強い心がやさしい向きに使われるように。

星降る時

降り注ぐ星は、小さく軽くそしてやさしく どこから降ってくるのかもわからないくらい高い高い そして、遠い遠いところからきらきらきらめきながら降って来る。 わたしのところに 草原のシマウマ親子のところにも

はじめまして

その生き物は、草原でひとりで暮らしています。 だけど、心優しい彼は草原の外に暮らす人や動物たちともお友達。 今日は家の納屋で生まれたミミズクの子3羽を連れた親子がやってきました。 「お母さんミミズクにこの子たちをあなたに紹介してって頼まれてやってきたの。 はじめまして、どうぞよろしく!」 「自分で飛べるようになったらあなたにまた会いに来るでしょうから、この草原のことを教えてあげてね。」 「この子たちのお母さんは、またあらためてご挨拶に来るって言っていたわ。」 やさしい風の吹く草原で静かに始まるこれからの物語。

飛ぶ種屋さん

ここは飛ぶ種を分けているお店。 といってもお金もなにもいりません。 欲しい人にほしいだけ飛ぶ種をあげる気前のいいお店。 きょうは、山から牡鹿がこっそり人に化けてやってきました。 なんでもある小さなお山が、なぜか裸ん坊になってしまったそう。 そこで、またもとのお山になるように種をもらいに来たということで とりあえず今回は一度根着いたら千倍に増えるという種を今ある分だけあげることにしました。 きっと、彼が住んでるお山が困ったことになっているのでしょう。 あしたは、植えてすぐ次の日に生え、そして、普通の木より百倍速く成長する木の種を用意しておきますねと約束しました。

満天の星空の下で

吸い込まれそうな満天の星空。 しんと静まりかえり澄み切った空気。 心許せる君と一緒に ずっとずっとこうしていたいうつくしい夜。
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