シャンティーの絵とおはなし

悪魔

屋根の上の黒い影

夜の世界で屋根の上から、 暗い気持ちや意地悪な気持ちの人をさがす黒い影。 そんな人をみつけたらいつでもさっと降りて行けるよう 気づかれないよう静かに下を見下ろしてるよ。 そんな黒い影に見つかってしまったと思ったら すぐさま自分の暗い気持ちに気づくことだね。 意地悪な気持ちを手放す事だね。 そしたら黒い影は、それ以上そこにいられなくなって よそへいってしまうから。

ワンコイン

大きな鳥のお父さんが、赤ちゃんをつれてティータイムに遊びにやってきた。 ちゅるちゅるちゅるとストローをすすりながら赤ちゃんの自慢話をいっぱいしていったよ。 この子は、世界一かわいいんだ!とか この子は、世界一かしこいんだ!とか いっぱい、いっぱい自慢してった。 ぼくは、へ〜、すごいね!って何度も言ってたのしい気分になったよ。

ティータイム

大きな鳥のお父さんが、赤ちゃんをつれてティータイムに遊びにやってきた。 ちゅるちゅるちゅるとストローをすすりながら赤ちゃんの自慢話をいっぱいしていったよ。 この子は、世界一かわいいんだ!とか この子は、世界一かしこいんだ!とか いっぱい、いっぱい自慢してった。 ぼくは、へ〜、すごいね!って何度も言ってたのしい気分になったよ。

渡り鳥

風が吹く草原をすれすれに渡り鳥が2羽飛んで行く。 空を駈けるように飛んで行く。 きみたちの見る世界はどんなのかな? きみたちの感じる時間てどんなのかな? ぼくは時々鳥になりたいと思う。

水面(みなも)の薬草

水面に生える薬草を近くの川にとりに行く。 三枚葉のその植物は、美しい水にしか生えません。 昔はどこの川にも生えていたのに 今では山間の小さな川に生えるだけ。 貴重な薬草を絶やさないようにとりに行くのはこれが最後。 わたしたちは、ここを離れて 今度はまちがいのないように暮らす旅に出るのです。

いつもいっしょ

いつもいっしょにいてくれるぼくの最高のおともだち。 今日は寒かったからぼくのひざかけをかけてあげたんだ。 でも、もう寝る時間。 さあ、今夜もいっしょにベッドで寝ようよね。

彗星観察

今日は流れ星がいっぱい見られる日。 どれだけ見てても飽きないよ。 星を見てるといつも思う。 ぼくはどうしてここにいるのかな? どうして世界はあるのかな?

音楽

きれいな音といっしょに天使がやってきた。

大丈夫

たとえばあなたがなにかを創造したとして、 それなのに誰にも興味を持ってもらえなかったら? ふふふ、でもがっかりしなくてだいじょうぶ。 あなたのことをあなた以上にわかっている天使が そんなあなたを作品ごと興味を持って どこかで見ていてくれているから。

旅にでたのは、なにもかもいやになっちゃったから。 どこか遠くに行ったらなにか楽しいことがあるかもと思ってさ。 あとで知った事だけど、このときうしろから天使が着いて来ていたんだよ。 だからこの旅は、ぼくにとってとてもすばらしいものになったのさ。 ときには、全部を放っぽりだすのも悪くはないなぁ。
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